鬼殺隊の唯一無二の武器である日輪刀。
主人公、竈戸炭治郎は鬼との激闘を繰り返す中で何度も刀を使用不能にしてしまいます。
炭治郎が鬼舞辻無惨との最終戦を終えるまでに使用した刀は全部で6本です。
今回は、歴代の炭治郎の日輪刀と、どのような経緯で交換することになったのかを見ていきましょう。
炭治郎の日輪刀は全部で何本?合計で6本
竈門炭治郎はこれまで6本の日輪刀を利用しています。
最初は鱗滝左近次から借りたものを利用して試験を突破。
その後、鬼殺隊の一員になり5本の日輪刀を利用していますが、利用したモノを歴代順に確認していきましょう。
【番外編】炭治郎が試験で利用した日輪刀はこちら!画像
炭治郎が鬼殺隊の最終選抜で使用していたのは、育手である鱗滝左近次から借りたものです。
水の呼吸の使い手である鱗滝の日輪刀は水色に色変わりしており、炭治郎も水の呼吸を使って、鬼と戦いました。
試験で利用した日輪刀は鱗滝左近次に返却
最終選抜で生き残った炭治郎は、晴れて鬼殺隊への入隊が認められました。
陽光山で採取された鋼の中から刀にしたいものを選び、自分の日輪刀を打ってもらえることになります。
初代の日輪刀を手に入れた際、借りていた日輪刀は鱗滝本人へ返却されたものと思われます。
【初代】炭治郎の日輪刀はこちら!画像
鱗滝の家で休息中、刀鍛冶の鋼鐵塚によって炭治郎の初代となる日輪刀は届けられました。
ここで日輪刀が『色変わりの刀』と呼ばれており、握った剣士の呼吸の適性がわかるコトが判明。
鋼鐵塚は、炭治郎が赫灼の子であったことから、刀が赤く染まることを期待していました。
しかし、炭治郎が刀を握ると、漆黒に染まっていくのでした。
黒色の刀は『剣士として出世できない色』と言われていたため、鋼鐵塚は落胆し、怒りの矛先を炭治郎に向けるのでした。
初代が折れた理由は下弦の伍の累との戦闘だった
炭治郎は鬼殺隊の同期である善逸と伊之助と共に、那田蜘蛛山へ。
そこで初めて、十二鬼月と呼ばれる鬼の中でも指折りの強さを誇ると強敵と対峙します。
下弦の伍の累は血鬼術で生成した鋼鉄並みに硬い糸を操って攻撃します。
炭治郎は糸を断ち斬ろうと正面から斬り込んだ結果、日輪刀を折ってしまうのでした。
【2代目】炭治郎の日輪刀はこちら!画像
那田蜘蛛山での激闘を終えた炭治郎が療養中、鋼鐵塚が二代目の日輪刀を打って届けてくれます。
しかし、初代の日輪刀を破損させたことに怒り心頭の鋼鐵塚は、包丁を持って長時間に渡り炭治郎を追い回すのでした。
2代目が折れた理由は上弦の参の猗窩座に投げたから
無限列車での任務を終えたかと思ったときに、突如現れた上弦の参・猗窩座。
任務に同行していた炎柱の煉獄杏寿郎は猗窩座と激闘の末、あと一歩のところで敗れてしまいます。
命を燃やして闘った杏寿郎を差し置いて、太陽が差し込む前に森の中へと逃げる猗窩座。
その行動が許せなかった炭治郎は、怒りをあらわにして叫びます。
逃げる背中に向かって日輪刀を投げ、猗窩座に突き刺すも刀はそのまま行方不明に。
この後、逃げ帰った猗窩座は鬼舞辻無惨から叱責を受け、怒りのままに日輪刀を破壊してしまうのでした。
そのため、新しい日輪刀を作ってもらうことになりました。
【3代目】炭治郎の日輪刀はこちら!画像
二代目の刀を紛失した事実を知り、以前に増して激しく憤怒する鋼鐵塚。
包丁4本を携えた鋼鐵塚に追い回される一幕もありましたが、その後に何とか打ってもらったのが三代目の日輪刀。
3代目は上弦の陸との戦いで刃こぼれをしたから
音柱の宇随天元に同行し、炭治郎たちは遊郭に潜入します。
ここでは上弦の陸・堕姫と遭遇し、戦闘することに。
刃物のような切れ味の錦帯を伸縮自在に操る堕姫。
何度も帯も刀を交える内に、日輪刀は無数の刃こぼれを起こし使い物にならなくなってしまいます。
【4代目】炭治郎の日輪刀はこちら!画像
遊郭での激戦を終え、約2か月間の休養をとった炭治郎。
しかし、その間にも四代目となる日輪刀は届いておらず、鋼鐵塚からは呪いを唱えた手紙が届いていました。
直接会って話をするために、炭治郎は刀鍛冶の里まで赴くことにします。
そして、やたらと筋肉質になった鋼鐵塚から四代目の日輪刀を受け取るのでした。
4代目は半天狗の首に付いた状態で紛失?5代目にするために返却説も
炭治郎が刀鍛冶の里を訪れているところへ、上弦の肆・半天狗が襲ってきます。
半天狗の本体の頸を斬ろうと炭治郎は日輪刀を振りますが、斬り落とすことが出来ませんでした。
半天狗は頸に日輪刀を食い込ませた状態で、人間の血肉を補給するために戦いの場を離れます。
結局、このまま日輪刀は紛失し、行方不明となるのでした。
【5代目】炭治郎の日輪刀はこちら!画像
五代目の日輪刀は、今までのものとは大きく違う点があります。
刀は陽光山で採取した鋼を用いてイチから作り上げたものではありません。
炭治郎が刀鍛冶の里で特訓相手として使用していたからくり人形、縁壱零式の中から見つかったものです。
これは400年以上も前に使用されていた刀であり、発見された時は使用できる状態ではありませんでした。
鉄の質の良さ、そして鬼を滅ぼすという一念で造られた刀であることを理解した鋼鐵塚。
紛れもない一流品の刀であることを悟ると、まさに全集中で研ぎ直しし、磨き上げます。
鍔には亡き煉獄杏寿郎の炎型の鍔を取り付け、ついに五代目の日輪刀が完成となりました。
この日輪刀は鬼舞辻無惨との最終戦でも活躍し、平和を取り戻した後も花札の耳飾りと共に竈戸家の家宝として受け継がれています。
5代目は過去に継国縁壱が利用していた可能性が高い!
五代目の日輪刀は炭治郎が握った時よりも深い漆黒に色変わりしていました。
日輪刀は最初に握った時に変色した色がそのまま継続するという特徴があります。
このことから、400年以上前の刀の持ち主は日の呼吸の適性があった剣士であることが伺えます。
発見された場所が縁壱零式であったことからも、元の持ち主が継国縁壱である可能性が極めて高いと考えられます。
まとめ
いかがでしたか。
炭治郎は何度も日輪刀を破損させたり紛失させたりしていますが、いずれも十二鬼月との戦闘が原因であることが分かりましたね。
それだけ、鬼殺隊の隊士として前線で活躍していたということになります。
言わば、名誉の負傷ならず、名誉の破損(紛失)というやつですね。
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