上弦の伍・玉壺は刀鍛冶の里で時透無一郎との戦闘で消滅します。
玉壺の見た目は、目の位置に口があり、口の位置に目があるなど少し気持ち悪い見た目が特徴です。
鬼滅の刃では、鬼が消滅する際に、過去の回想シーンがありますが、玉壺が消滅するときは過去シーンがないまま消滅してしまいました。
本編では触れられていない玉壺の過去を、公式ファンブックの情報から人間時代を生い立ちを交えて紹介していきます。
【玉壺】漁村生まれの変わった人間で名前は益魚儀
玉壺の人間時代の生まれは、漁村だったことがそうです。
玉壺は水系や魚系の血鬼術を使っていたので、漁村育ちだったということは納得できます。
人間時代の玉壺は、漁師として働いていたわけではありません。
なんでも以下のような行動を繰り返し、漁村の村人たちから避けられていたんだとか。
- 魚の死骸を集める
- 違う種類の魚を縫い合わせる
- 壺に鱗や骨を溜める
ちなみに玉壺の人間時代の名前も明らかにされており、その名を「益魚儀(まなぎ)」といいます。
あまり聞き慣れない言葉ですが、今で言うキラキラネームみたいですね。
益魚儀とはどんな意味なの?
「益魚儀」は、どんな意味が込められた名前なのか?を漢字の意味から推測していきます。
最初の2文字である「益魚(えぎょ)」とは、人間にとって益となる魚のことを意味します。
例えば、メダカのように蚊の幼虫を退治してくれるような魚のことです。
そして、3文字目の「儀」は、「形の整った作法」、「見習うべき手本、模範」などの意味があります。
よく使われる熟語として「儀式」や「礼儀」などがあります。
益魚儀の意味は人の助けになる行動をしてほしいコトだった
これらの漢字に意味から、「益魚儀」の意味として考えられるのはこちら。
このような意味が込められたのではないでしょうか。
残念ながら、名前の意味とは正反対な人間時代だったのですね。
【玉壺】両親を亡くしたから変わったと村人は考えていた
異常な行動から、漁村では嫌われていた玉壺ですが、村人たちは玉壺の両親が亡くなったからだと思っていました。
玉壺は人間時代、両親を亡くしていたのですね。
玉壺の両親は漁師だったらしく、漁に出たきり帰ってきませんでした。
その後、両親の水死体が見つかり、それを見た玉壺は「美しい」と感動したそうです。
両親を亡くしたから玉壺は変わったのではなく、もともと変態だったのではないでしょうか。
玉壺は村の子供達を帰らぬ人へ
玉壺の人間時代のエピソードとして明かされているのがこちら。
村の子供達が玉壺を馬鹿にしたので、その子供達を殺して壺に詰めたそうです。
玉壺は名前の通り、壺に何かと詰めることが好きな歪んだ性格ですね。
【玉壺】子どもたちの親から問い詰められることに
玉壺に殺された子どもたちの親が激怒し、玉壺に復讐します。
子どもたちの親から、二股銛で滅多刺しにされてしまいます。
しかし、玉壺は滅多刺しにされても半日も生き延びました。
【玉壺】鬼舞辻無惨に出会って鬼になった
子どもたちの親から復讐を受けた玉壺。
瀕死状態の時にたまたま鬼舞辻無惨が通りかかり、「益魚儀」を鬼にして「玉壺」が誕生しました。
もし無惨が通りかからなけれえば、玉壺は誕生しなかったのですね。
この日から玉壺は、無惨の下で鬼として活躍し、上弦の伍まで上り詰めるコトになります。
【玉壺】鬼になってからも人間時代の名残りで子供が好きだった
玉壺が鬼になってから、好きなことが2つありました。
- 子供の肉を食べること
- 自分の身体を改造すること
1つ目の好みとして、人間時代に子供を殺した影響があるのかもしれませんね。
ちなみに、2つ目の好みから、人間時代に魚を縫い合わせたりする行動からきてるのかもしれません。
【玉壺】なぜ過去編が本編で描かれなかったの?
鬼滅の刃の見どころとして、鬼の過去や人間時代の回想シーンが好きなファンは多い思います。
しかし、玉壺は回想シーンがなくあっさりと消滅。
ではなぜ、鬼滅の刃本編では玉壺の過去の回想シーンが描かれなかったのでしょうか。
玉壺の過去が描かれなかった理由として考えられるのは、こちら。
「人間時代があまりにも酷い性格だったから」
実は、上弦の肆・半天狗が消滅した際の回想シーンですが、見開き2ページのみであっさりした描写でしたよね。
人間時代の過去がクズ過ぎたとしても、回想シーン好きのファンからは入れてほしかったという声が当時のSNSでは溢れていました。
まとめ
玉壺の人間時代について、知らないファンは多いのではないでしょうか。
公式ファンブックがなければ、玉壺の過去は明かされないままでしたね。
人間時代の玉壺が益魚儀の字の通りの人間だったのなら、過去の回想シーンが存在したのかもしれませんね。
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