鬼との死闘を繰り広げる中で、多くの隊員や仲間が亡くなってしまう鬼殺隊。
圧倒的な強さを持つ柱でさえも命を落としてしまいます。
今回は、悲痛の最期を迎えた柱たちの死に際を振り返っていきながら、死にまつわる扉絵の秘密にも迫っていきます。
【鬼滅の刃】柱の死んだ順番はこちら
命を落としてしまった柱の亡くなった順は、以下の通りになります。
- 炎柱:煉獄杏寿郎
- 蟲柱:胡蝶しのぶ
- 霞柱:時透無一郎
- 岩柱:悲鳴嶼行冥
- 恋柱:甘露寺蜜璃
- 蛇柱:伊黒小芭内
以上の6人が残念ながら帰らぬ人となってしまいました。
大切な人を守るために戦い抜いた柱たちは、どんな最期を迎えたのでしょうか?
①煉獄杏寿郎の最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
無限列車編で上弦の参・猗窩座との戦いで肺を貫かれ死亡
炭治郎たちと一緒に下弦の陸・魘夢が操る無限列車に乗り込み、勝利した煉獄杏寿郎。
しかし、突然現れた上弦の参・猗窩座との戦いで苦戦を強いられることに。
互角に戦いながらも猗窩座の腕が煉獄の肺を貫通し、大量に血が流れます。
日の出前に猗窩座は逃げ出し、致命傷を負った煉獄は炭治郎たちに未来を託し命を燃やし尽くします。
②胡蝶しのぶの最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
最終決戦「無限城」で上弦の弐・童磨に体を吸収されて死亡
姉の命を奪った憎い鬼・童磨を見つけ戦いを挑んだ胡蝶しのぶ。
頸を切るだけの力がないため毒を浴びせ続けますが、ことごとく分解され最終的に童磨に取り込まれる形で喰われてしまいます。
しかし、喰われることを見越していたしのぶは自身の体に大量の藤の花の毒を取り入れていました。
その毒で童磨を瀕死の状態にした上で、継子のカナヲと伊之助に頸を切らせて復讐を果たします。
カナヲに形見の髪飾りを渡し、迎えに来た姉とともに天国へと旅立ちます。
③時透無一郎の最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
最終決戦「無限城」で上弦の壱・黒死牟に胴体を切断され死亡
最強の上弦である黒死牟に戦いを挑んだものの、左腕を切られ柱に串刺しにされ絶体絶命に。
助けに来た不死川兄弟、悲鳴嶼行冥と一緒に応戦し、体を真っ二つにされながらも最後の力を振り絞り勝利に貢献します。
その後、兄・有一郎にあたたかく迎えられ、家族のもとに旅立ちます。
④悲鳴嶼行冥の最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
無惨との戦いで左足を切断される致命傷を負い死亡
27歳という最年長にして最強の柱である悲鳴嶼行冥。
無惨との戦いでも活躍しますが、左足を切断されてしまう大怪我を負います。
この戦いで25歳まで生きられないとされる痣を発現させ、長くは生きられないと悟った悲鳴嶼は治療を断ります。
行こう
守ることのできなかった子供たちが迎えに来て、幸せな気持ちを抱きながら旅立ちます。
⑤甘露寺蜜璃の最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
無惨との戦いで顔と両腕を負傷し死亡
無惨との激しい戦いで、思いもよらぬ攻撃に左耳と左頬を削がれ一度は戦線を離脱します。
しかし、「役に立ちたい」と強く願う甘露寺は、強靭な筋力を武器に体当たり攻撃で無惨の腕を引きちぎります。
この攻撃によって両腕を負傷し瀕死の状態に。
痛みも感じられなくなり、もう助からないと悟った甘露寺は、ひそかに恋心を寄せていた伊黒小芭内に抱きしめられながらプロポーズします。
生まれ変わったら私のことお嫁さんにしてくれる?
勿論
そう返事を聞き、来世への希望を抱きながら息絶えます。
⑥伊黒小芭内の最期のシーンまとめ!死んだ理由はなぜ?
無惨との戦いで両目失明、顔に大きな傷を負い死亡
最終決戦では激しく攻撃し健闘するも、無惨のえげつない攻撃から炭治郎をかばい顔に大きな傷を負い失明。
それでも無惨が消える最後まで全力で戦い抜きます。
かなり衰弱した状態で、密かに思いを寄せていた瀕死の甘露寺蜜璃を見つけ抱きしめます。
そして、甘露寺からのプロポーズを快諾。
絶対に君を幸せにする。必ず守る
大好きな人の後を追うようにして、そのまま亡くなります。
【鬼滅の刃】204話の扉絵に隠された考察がやばすぎる
無惨を倒した最終決戦から3か月後の話が展開される204話の扉絵には、亡くなった柱たちと珠代が描かれています。
そこには切なくて愛情あふれる秘密が隠されていると考えられます。
一人だけ逆方向を歩く珠代
みんなが歩いていく方向とは逆の方向へ隠れるように向かう珠代。
本来、鬼である彼女は自身の夫や子供も含め多くの人間たちを喰らっているので、天国へはいけないことを表していると考えられます。
亡くなった柱たちの身体欠損部分が描かれていない
一見和やかな雰囲気の扉絵ですが、顔が見えないなど不自然な点があります。
その理由として、亡くなった時に激しく負傷した部分を隠しているのではないかとファンの間で密かにささやかれています。
そこで、それぞれの欠損部分をまとめました。
- 珠代…顔全体
- 煉獄杏寿郎…左目(顔)
- 胡蝶しのぶ…体全体
- 時透無一郎…左腕、胴体
- 不死川玄弥…体全体
- 悲鳴嶼行冥…下半身
- 甘露寺蜜璃…顔左部分、腕
- 伊黒小芭内…両目(顔)
無一郎に関しては少し怪しい部分もありますが、言われてみれば確かにと思われる描かれ方です。
亡くなったキャラクターたちが、せめて最後は和やかに天国へ歩いて行ってほしいという作者の愛情が感じられる素敵な扉絵です。
まとめ
柱たちの壮絶な最期と切ない扉絵の秘密について迫ってみましたが、辛い過去を背負いながら懸命に生きた柱たちの見事な去り際に思わず涙があふれます。
どこまでも心に響く「鬼滅の刃」、素晴らしいですよね!
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