上弦の参「猗窩座(あかざ)」の技は全て花火の名前が由来となっており、術式展開時に猗窩座の足元に現れる「雪のマーク」は、人間だった頃の恋人「恋雪」が由来しています。
今回は、鬼でありながらも人気の高いキャラ「猗窩座」とはどんな鬼か、使う血鬼術を画像一覧つきでご紹介します。
【上弦の参】猗窩座とはどんな鬼なの?
上弦の参「猗窩座」は、武器を使わずにその身ひとつで戦い、接近戦を得意とする武闘派の鬼です。
“至高の領域”に至るため強者との戦いを特に好み、真っ向から勝負を挑む戦闘狂です。
一方「弱者は嫌い」と言い放ち、己の戦いを邪魔する者なら、負傷している者であっても邪魔だと真っ先に狙う場面もあります。
鬼舞辻無惨から分け与えられた血の多さから、鬼唯一の弱点である「頸の切断」をも克服できる超再生の能力を持っています。
【猗窩座の血鬼術】破壊殺の術式展開
猗窩座の血鬼術「破壊殺」は、術式展開し自身の身体を強化しながら強力な技を放つモノとなります。
術式展開の特徴は、自身の足元を中心に、十二方へ針を刺した円陣「雪マーク」が出現することです。
身体を強化する他にも、闘気が強い相手ほど敏感に動きを察知し、逆に弱い程その感覚が鈍るようです。
術式展開時は、全方向に一瞬の隙も見せない最適な行動をとり、破壊殺・乱式のほか6つの技で猛攻を仕掛けてきます。
術式展開時の雪マークの意味とは?恋人の恋雪が由来
術式展開時に足元に現れる「雪マーク」は、猗窩座が人間だった時の恋人「恋雪(こゆき)」との思い出に由来しています。
「恋雪」はいつも「雪の結晶の形をした髪飾り」を身につけていました。
そんな「恋雪」はとある事件に巻き込まれ、父親と共に毒殺されてしまいます。
そして、この事件をキッカケに猗窩座という鬼が誕生。
鬼になってからも潜在意識の中に残された「恋雪」との思い出が、「雪マーク」となって現れたと考えられます。。
猗窩座の名前の由来は花火!一体なぜ?
猗窩座の血鬼術「破壊殺」の名前の由来は全て花火の名称が由来しています。
それは、忘れていた人間だった時の記憶が元になり、花火に由来する技名になっているのです。
人間だった時の猗窩座の名は「狛治(はくじ)」といい、元々病弱だった「恋雪」を「狛治」は懸命に看病。
その甲斐があり完治し、2人は念願だった花火を見に行きます。
夜空に大輪の花火が打ち上がる中、「狛治」は「恋雪」の告白を受け、自分が「恋雪」を一生守り抜くこと、生涯を共にすることを誓い合います。
そして、その花火大会の思い出から猗窩座の技名に花火の名称が入るキッカケになったと言われています。
猗窩座の技を一覧で紹介!
猗窩座は術式展開を基本として、以下7つの技を使います。
それぞれどんな技なのか紹介していきます。
- 破壊殺・乱式
- 破壊殺・空式
- 破壊殺・滅式
- 破壊殺・脚式(冠先割、流閃群光、飛遊星千輪)
- 破壊殺・鬼芯八重芯
- 破壊殺・砕式(万葉閃柳)
- 破壊殺・終式(青銀乱残光)
破壊殺・乱式
地に脚をついた状態から、前方の近距離にいる相手に攻撃します。
拳圧による強烈な乱打を繰り出します。
ヒノカミ血風譚では破壊殺・乱式の動画が確認できます。
破壊殺・空式
空中から拳圧によって生み出す衝撃波で相手を攻撃します。
中距離から相手に攻撃できる技です。
ヒノカミ血風譚では破壊殺・空式の動画が確認できます。
破壊殺・滅式
渾身の力から放たれる正拳突き、とても強力な一撃を繰り出します。
無限列車編で炎柱・煉獄杏寿郎が奥義玖ノ型・煉獄を放つも、破壊殺・滅式で打ち破られ致命傷を負いました。
本編では詳しい動きが表現されていませんでしたが、ヒノカミ血風譚では破壊殺・滅式の動画が確認できます。
破壊殺・脚式 冠先割
後方の相手を蹴り上げる脚技です。
威力は相当のもので、炭治郎が攻撃を防いでいても出血するほど。
破壊殺・脚式 流閃群光
上段から中段にかけて目にも止まらぬ連続の蹴りを相手に食らわせます。
冨岡義勇はこの技を食らい彼方まで吹っ飛ばされています。
破壊殺・鬼芯八重芯
破壊殺・乱式の超強力版の技です。
前方の相手に向かい左右に四つ、計八つの巨大な拳圧を発生させ、広範囲にわたり攻撃します。
破壊殺・砕式 万葉閃柳
振りかざした拳で下方に強烈な攻撃を仕掛けます。
その威力は絶大で、地面が砕き割られるほどの威力があります。
破壊殺・脚式 飛遊星千輪
相手の懐に潜り込み、近距離から相手を蹴り上げる技。
防御しても出血するほど強力な攻撃です。
破壊殺・終式 青銀乱残光
猗窩座を中心に全方向にほぼ同時に拳圧を乱打します。
水柱・冨岡義勇が編み出した水の呼吸拾壱ノ型・凪の鉄壁の守りを誇る技でさえ防ぎ切れなかった大技です。
まとめ
ここまで上弦の参「猗窩座」の技の由来について紹介しました。
由来は全て「猗窩座」が人間だった頃の恋人「恋雪」にちなんだ思い出が関係しています。
一見、武闘派で強者との戦いこそが全てという印象が強いキャラですが、技の中に垣間見える大切な恋人との儚い思い出が元になっていたことが分かります。
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