鬼との死闘を繰り広げ、鬼舞辻無惨を倒すまでに数多くの隊員が犠牲となった鬼殺隊。
圧倒的な強さを誇る柱たちもまた、次々と帰らぬ人となります。
そこで、生き残った柱と残念ながら命を落としてしまった柱たちの違いは何かを考察し、理由を解き明かした上で生き残りたちのその後にも迫っていきましょう。
【鬼滅の刃】最終決戦での生き残りは3人だった!
鬼舞辻無惨を倒して鬼のいない平和な世の中が訪れ、鬼殺隊は解散することとなりました。
9人いた柱のうち6人が命を落とす中、激闘の末に大怪我を負いながらも生き残ったのはコチラの3人となります。
- 冨岡義勇
- 不死川実弥
- 宇髄天元
それでは一体なぜこの3人の柱は生き残り、残りの6人は帰らぬ人になったのでしょうか。
なぜ?冨岡&宇随&不死川が死ななかったの?理由がヤバい
柱にはそれぞれ「〇〇の呼吸」がありました。
そして、その〇〇の部分が「常に存在するもの」と「いずれ消えてしまうもの」に区別されており、そこで生存が決定していたと言われています。
- 世の中に常に存在するもの:生存した3人(水・風・音)
- いずれ消えてしまうもの:死亡した6人(炎・岩・蛇・恋・霞・蟲)
ここからはより詳しく確認をしていきましょう。
【鬼滅の刃】生存した3人と死亡した6人はこちら
最終決戦まで生き残った3人の状況としてはコチラです。
【鬼滅の刃】生き残った柱3人の状況はコチラ
- 水柱:冨岡義勇(最終決戦/右腕切断)
- 風柱:不死川実弥(最終決戦/右手人差し指、中指欠損)
- 音柱:宇随天元(遊郭戦/左目負傷、左手切断→その後戦線離脱)
一方で帰らぬ人になった6人の柱の死因をまとめたモノがコチラ。
【鬼滅の刃】帰らぬ人となった柱6人はコチラ
- 恋柱:甘露寺蜜璃(最終決戦/無惨との戦いにて死亡)
- 蛇柱:伊黒小芭内(最終決戦/無惨との戦いにて死亡)
- 蟲柱:胡蝶しのぶ(最終決戦/上弦の弐・童磨との戦いで死亡)
- 霞柱:時透無一郎(最終決戦/上弦の壱・黒死牟との戦いで死亡)
- 炎柱:煉獄杏寿郎(無限列車戦/上弦の参・猗窩座との戦いで死亡)
- 岩柱:悲鳴嶼行冥(最終決戦/無惨との戦いにて死亡)
2つのグループをよく見てみると、●柱の●の部分が「常に存在するもの」は生存。
「いずれ消えてしまうもの」は帰らぬ人になっています。
- 常に存在するもの…「水」・「風」・「音」
- 消えてしまうもの…「恋」・「蛇」・「蟲」・「霞」・「炎」・「岩」
「水」「風」「音」はこれといった形がなく、無条件に存在するもので消えるという概念がありません。
それでは、消えてしまう「恋」「蛇」「蟲」「霞」「炎」「岩」について詳しく見ていきましょう。
【甘露寺蜜璃】恋は不変ではなく一時的な感情だから
「恋」は人間の一時的な感情です。
瞬時に燃え上がるような気持ちを永遠に持続させることは難しく、いずれ冷めてしまうもの。
このようなことから、「恋」は消えてしまうということになります。
【伊黒小芭内】蛇&蟲は生き物であるから
「蛇」や「蟲」は生き物であり、人間と同じく命のあるもの。
残念ながら命はいずれ尽きてしまい、消えてしまいます。
【時透無一郎&煉獄杏寿郎】霞&炎は消えてしまうから
「霞」は自然現象であり、条件が揃えば発生しますが、条件を満たさなければ消えてしまいます。
「炎」も燃やすものがなくなり、火種がなくなれば消えてしまいます。
【悲鳴嶼行冥】岩は削れていつかは無くなるから
「岩」は自然の変化により風化したり浸食されたりして削られてしまいます。
原型をそのまま留めることはなく、長い年月をかけていずれは消失。
このような理由から、生死を分ける境界線は「常に存在するもの」か「消えてしまうもの」であると推測されます。
柱たちの最期は、あらかじめ名前で決まっていたのかもしれませんね。
【冨岡義勇】その後どうなった?
無惨との最終決戦で右手を失いながらも生き残った冨岡義勇。
決戦後には、長かった髪を切りさっぱりとした風貌になりました。
宇随家の人々とは温泉に一緒に行くほど親しく、誕生した赤ちゃんにも会いに行っています。
炭治郎からの手紙へ自分自身を許すような返事を書くなど、穏やかに過ごしている様子が伺えます。
痣があるので寿命が25歳前後の可能性が高いのですが、最終話で子孫がいることが発覚しているので、結婚したのではないかと推測されます。
【不死川実弥】その後どうなった?
家族や兄弟子など、大切な人をたくさん失った不死川実弥。
最終決戦後、禰豆子に初対面で切りつけたことを謝罪した時には弟の姿を重ねて頭をなでたり、苦手だった冨岡義勇と食事に行くなど心境が穏やかになりました。
炭治郎からの手紙には字が書けないので返事はしませんが、おはぎと抹茶をこっそり縁側に置いていくなど粋な計らいをしています。
不死川実弥も義勇と同じく痣があるので短命の可能性が高いのですが、子孫がいることから子供をもうけたことに間違いはないでしょう。
【宇随天元】その後どうなった?
遊郭での戦いで大怪我をして柱を引退したものの、最終決戦では産屋敷家の護衛として活躍した宇随天元。
その後は、3人の妻たちと温泉巡りをしたり子供を育てたりと愛情あふれる家庭を築きました。
冨岡義勇や不死川実弥を気にかけたり、炭治郎たちとも住所を書いた紙を渡すなどして交流を持ったりと、兄貴的な存在として頼りにされていたことでしょう。
子孫が金メダルを取るほどのイケメン体操選手なので、ずば抜けた身体能力と美貌の遺伝子はしっかり受け継がれているのですね。
また、子孫の名前は宇髄天満というようで、兄弟は7人いるんだとか。
宇髄天元の生き残った兄弟も7人だったという共通点がありますが、現代は兄弟7人全員仲良く暮らしていると考えるとほっこりしますね。
まとめ
今回は3人の柱が生き残った理由を考察し、その柱たちのその後をまとめました。
柱の名前にそんな意味が込められいると思うと、ストーリーにより深みが出て切ない気持ちになります。
生き残った3人の柱たちが心穏やかに余生を過ごせたことに心を和ませつつ、柱たちの熱い生き様を「鬼滅の刃」を見てもう一度おさらいしたくなりますね!
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