【冨岡義勇の過去】姉と親友の死を経験した幼少期が悲惨!半々羽織の意味も悲しすぎる

富岡義勇といえば、大ヒット漫画「鬼滅の刃」の人気キャラクターです。

実は富岡義勇は姉と親友を亡くしており、悲惨な幼少期を過ごしていた過去があります。

また、左右で柄の違う半々羽織にも悲しい意味が込められていることがわかりました。

今回は、富岡義勇の過去についてまとめます。

目次

【冨岡義勇】姉が結婚式の前日に鬼に襲われた過去

冨岡義勇 過去

富岡義勇には蔦子(つたこ)という姉がいます。

富岡義勇の両親は病死していたため、姉と2人暮らしをしていました。

姉・蔦子は弟である義勇をかばって死んでしまった

そんな唯一の家族である姉の蔦子は、富岡義勇が幼い頃に鬼に襲われて亡くなっています。

しかもそれは、姉の祝言(結婚式)の前日だったそうです。

自分をかばって姉・蔦子が死んでしまったことから、富岡義勇は自分を責めるようになりました。

【冨岡義勇】山の中で遭難へ!鱗滝左近次に救われ継ぐ子に

冨岡義勇 過去

姉・蔦子が死んだあとも、富岡義勇のつらい経験は続きます。

鬼滅の刃の公式ファンブックである「鬼殺隊見聞録」では、こんなエピソードが紹介されているそうです。

  • 周囲の人に「姉が鬼に襲われた」と言ったため、義勇は心の病気だと思われてしまう
  • 医者の親戚のうちへ連れていかれる途中で逃げ出し、山で遭難してしまう
  • 山中で死にかけていたが、鱗滝左近次の知り合いに助けられ生き延びた

鬼の存在は一般には知られていないため、精神病扱いされ病院送りになってしまっていたのでした。

冨岡義勇は自分と同じ境遇の錆兎と出会う

冨岡義勇 過去

富岡義勇は鱗滝左近次のもとに引き取られ、鬼殺隊の一員となるため修行することになります。

そこで、同じく鱗滝に師事する錆兎(さびと)と出会います。

錆兎と富岡義勇はこのような共通源がありました。

  1. 同い年
  2. 鬼に家族を襲われ、身寄りがない

そのため、すぐに打ち解け仲良くなったようです。

最終選別で親友の錆兎が帰らぬ人へ

冨岡義勇 過去

その後、義勇と錆兎は鬼殺隊となるための最終選別に臨みました。

しかし、すぐに冨岡義勇はケガを負い、錆兎に助けられて戦線を離脱することなります。

その間に錆兎がほぼ全ての鬼を倒してしまうのですが、最終的に手鬼に殺されてしまいました。

冨岡義勇が意識を取り戻した時には最終選別は終わっていて、もう錆兎は帰らぬ人となっていたのでした。

冨岡義勇は自分が柱としてふさわしくないと考えるように

冨岡義勇 過去

最終選別では錆兎がほとんどの鬼を倒していたため、錆兎以外の挑戦者は全員生き残りました。

そして、富岡義勇を含め全員が最終選別を突破することに。

しかし、実力のあった親友・錆兎が死んでしまい自分が生き残ったことで、冨岡義勇は後悔の想いを抱きます。

また、最終選別で一匹も鬼を倒さずに鬼殺隊となった冨岡義勇は、自分が柱にふさわしくないと考えるようになりました。

【冨岡義勇】炭治郎との会話をキッカケに柱として自覚をするように

冨岡義勇 過去

ずっと過去を引きずっていた冨岡義勇ですが、竈門炭治郎との会話をきっかけに柱としての自覚を持ちます。

稽古をつけてほしいとしつこく頼む炭治郎に対し、冨岡義勇はこうコメント。

冨岡義勇

俺は最終選別を突破していない

冨岡義勇

俺は水柱になっていい人間じゃない

最終選別で一体も鬼を倒せず、錆兎を失った話をしました。

炭治郎の言葉で親友・錆兎とのやりとりを思い出す

義勇の過去を聞いた炭治郎はひとこと。

炭治郎

義勇さんは錆兎から託されたものを繋いでいかないんですか?

と問いました。

それを聞いた義勇は、錆兎に姉の話をして

錆兎

自分が死ねば良かったなんて二度と言うな

錆兎

姉が命をかけて繋いでくれた命を 託された未来を おまえも繋ぐんだ

と叱られたことを思い出し、柱としての覚悟を決めました。

冨岡義勇が半々羽織なのはなぜ?意味が悲しすぎると話題

冨岡義勇 過去

富岡義勇は、左右で柄の違う半々羽織を着ています。

画像を見ると、左半身は黄色と緑を基調とした柄で、右半身はえんじ色のような無地になっていますね。

冨岡義勇 過去
  • 左半分は親友・錆兎のもの
  • 右半分は姉・蔦子のもの

2人が死んでしまったことで、ずっと自分を責め続けていたのでしょう。

まとめ

今回は、富岡義勇の悲しい過去をまとめました。

  • 姉・蔦子は祝言前日に鬼に襲われ、義勇をかばって亡くなった
  • 親友・錆兎は最終選別で鬼に殺されてしまった
  • 富岡義勇の羽織は、姉と親友の着ていたもの半分ずつでできている

人気キャラクターのひとりである富岡義勇ですが、なんとも悲しい過去を経験していたようです。

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